紀平選手は、第2の浅田真央さんに
なれるかも知れないという感じの
完璧なショートの演技でした。
もちろん最近の女子スケートいや
男子も含めて、レベルアップが急速に
進んでいるので、真央さんの時代よりも
高い技術レベルでの高得点です。
にしても82点とはすごい。
点数の付け方や、構成などに違いがある
女子の得点とはいえ、やはり男子なみの
得点は、驚くべき点数でしょう。
以前は70点越えただけで、すごいと
いわれた時代でした。それが最近
メドベージェワが女子フィギュア界を
引っ張って、75点を越えてくるような
時代を創り出し、それをザキトワが、
受け継いだと思ったら、そのさらに上を
紀平選手が越えてきたというすさまじさ
です。
全く目がついていかないほどの急速な
進歩に、観ている方は面白くても、
やっている選手は大変ですよね。
男子ももちろん羽生選手が、時代を
とてつもない勢いで、創り変えてしま
いました。
まさにフィギュア革命時代ですね。
youtubuも共有で載せていいらしい
のでここでも観れるようにしますね。
紀平梨花 Rika KIHIRA SP世界最高スコア
GPF 2018 グランプリファイナル 女子
SP ISU Grand Prix Ladies
Short Program Vancouver
紀平選手のトリプルアクセルは2.51点
の加点がつく、ほぼ完璧な跳び方でした。
最近のジャンプは、高くではなく、
いかに流れに乗って跳べるかが、評価の
ポイントなので、確かに全くよどみなく
着氷後もきれいに滑っていきましたね。
これで3回転プラス3回転のレベルの高い
武器があると、現時点での潜在力は、完全
に世界一でしょう。
が、ロシアのジュニアだったかに、4回転
を跳んでる選手がいるので、それがまた
大きなライバルとなりそうですね。
宇野昌磨選手は、羽生選手に匹敵するほど
のジャンプの潜在力と演技力がありながら、
まだ羽生選手と、ネイサンチェン選手の
ライバルまであと一歩な感じなのは、
彼らを倒して、まだ世界最高レベルでの
大会で優勝していないという結果による
ところが大きいのでしょう。
ライバルというのは、勝ったり負けたりが
ないと、そういうイメージで観てもらえ
ないと思えるからです。
たぶん、彼自身も試合前のコメントで
「これまでは、羽生さんの注目の影で、
気楽に演技できていたし、これまでは
それでも良かった気でいたんですけど、
これからは自分一人でもみなさんの期待に
応えられるような選手になっていきたいと
強く思うようになりました」
というような事を言ってたんですけど、
やはり今回のフリーでの乱れは、そこから
来ているのかなという感じでしたね。
やはり期待とかの重圧などは、試合では
余計な硬さにつながるものだと思うので、
今までのように宇野昌磨選手には、
マイペースに見えるような雰囲気で自分
の演技に集中してもらった方がいいような
気がしました。
今回のグランプリファイナルフリーでも
せっかくネイサンチェン選手が、4回転
ルッツという最高難度の4回転を転倒
したのでチャンスがめぐってきたのに、
自分もミスでおつきあいしてしまい
ました。
もちろんそれでも宇野選手の演技のレベル
は、驚くほどレベルが高く、銀メダル
を獲得するのに、ふさわしい素晴らしい
演技でした。
ただ、さらに上を目指すなら、もっと
したたかなメンタルの持っていきかたを
覚えた方がいいと思いましたね。
ただ私は、宇野君の謙虚すぎるくらいな
コメントと、人が良すぎるような性質は
とても好感が持てます。
これは
人生もスポーツも結果が全てではない
ですよね?
という記事でも書いてるように、あまり
勝つ事にばかりとらわれない感じの
宇野君もまた大事にして欲しかったり
します。
残念でしたが宇野君の演技もyoutubeさん
から持ってきときますね(^^)
homa UNO – FS – 2018 GPF –
Grand Prix Final –
Moonlight Sonata – 宇野昌磨
– 月光 – グランプリファイナル
羽生君は怪我をしっかり治してもらい
たいですが、この宇野君がまた羽生君と
仲良く表彰台に立つ姿を観たいと多くの
人たちが願っているでしょうね(^^)